ラグドール
「 | そうやって無様に倒れているのがお似合いだ!
聴く
— スナイパー、敵の屍に対して
|
」 |
ラグドールとは、Source Engineで用いられる、グニャグニャとした物理モデルです。プレイヤーがジブ化せずに死んだ場合、リアルな肉体の倒れ方を演出するために、ラグドールの骨格と既設のアニメーションが用いられます。トドメをさした一撃のショックがラグドールを吹き飛ばすため、やられたプレイヤーはその場に崩れ落ちるのではなく、その衝撃に反応して動きます。
この機能はゲームプレイ自体には影響を与えませんが、素晴らしいヴィジュアルを生んでいます。この物理エンジンの導入によって、ラグドールは見るものを楽しませ、満足させるためにFPSに無くてはならないものとなりました。
過去のいくつかのパッチによって、特定の攻撃、例えばヘッドショット[1]や斬首、バックスタブ[2]などに対する固有のアニメーションが各クラスに追加されました。これらの死体はアニメーションが終わった後にラグドール化します。
ラグドールは、プレイヤーの視点によって異なる振る舞いをします。クライアント側では、プレイヤー自身のラグドールはより勢い良く投げ出されますが、他のラグドールは通常通りに反応します。これは他のプレイヤーについても同じで、自分自身の死体は他のものより大きく動きます。例えば、プレイヤーがヘッドショットでやられたときに宙を舞うことがありますが、他のプレイヤーからの視点では、単にラグドールが崩れ落ちたようにしか見えません。
通常、ラグドールの動作はユーザーのグラフィック設定が低すぎると表示されません。しかし、コンソールコマンドを使うことで動くようになります。
関連実績
メディック
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スパイ
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更新履歴
- ラグドールの衝突計算に起因してクラッシュするのを修正した。
- ラグドールが空間をすり抜けて落ちていく不具合を修正した。
- 体に取り付ける装着物がラグドールにぴったり装着されないのを修正した。