立てこもり
| 「 | そんなおもちゃの後ろでコソコソしやがって！
聴く （英語）
— デモマン
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」 |
立てこもり（籠城戦術）とはチームの大多数のプレイヤーが意図的に特定の地点で防衛を行い、自らは攻め込まない状況を指します。立てこもる側は実戦における籠城と同じように、マップの自陣に攻めこんでくる敵の攻撃を防ぐために防衛地点に隠れます。立てこもりは基本的に、防衛線を迂回されないようにマップ中の要所で行います。この戦術はセントリーガンとディスペンサーで特定の地点を要塞化できるエンジニアが要となります。
立てこもりは多くのプレイヤーの不評を買うため、キャンピングの一種や大した腕を必要としない粗末な戦術と扱われることもあります。とは言え、立てこもりは戦力で勝るチームがもう一方を最終CPにまで押し込むといった事態が何度も起こってしまうと頻繁に採られる戦術になります。立てこもったほうが有利な局面でも、そうするとチームの勝利から遠ざかるため、多くのプレイヤーは参加しようとしないでしょう（ただし攻撃/防御マップのように勝利条件が敵の攻撃を一定時間耐えるものである場合は除く）。エンジニアは試合を長引かせて引き分けに持ち込めるため、サドンデスにおいても避けられる傾向にあります。この戦術は何度も敵チームに敗北している側が最後の手段として採るべきです。
立てこもるには
- 要所を拠点とする。ここでいう要所とは、敵チームが目的地に行くために絶対に通らざるをえない場所で、かつ接近戦となる閉所が望ましい。
- 少しでも長く立てこもれるようにすること。立てこもりで問題となるのが敵チームによってヘルスと弾薬が徐々に削られていくことだ。エンジニアがディスペンサーを建てるとこの問題は解決できる。メディックがヒールを行ったりユーバーチャージで敵の侵攻を食い止めるのも非常に有効。
- とにかく数が命だ。立てこもりを成功させるには多くの味方が必要となる。
立てこもりを突破するには
- 他の多くの戦術と同様に、立てこもりを突破する場合も皆で協力して一気に突撃するのが理想だ。メディックのユーバーチャージで突撃クラス、とりわけヘビーが突っ込むのが最も効果的。無敵効果により敵のセントリーガンなどの砲火を物ともせずに拠点をぶち壊せるからだ。残りの味方は無敵状態の二人を盾にして突撃に続き、エリアの援護と掃討を行おう。スパイが敵の装置にサッピングし、それに高火力クラスが即座に続いて脅威を排除することも可能だ。
- クリティカルヒットは装置には効果が無いので、Kritzkriegのユーバーチャージはオススメしない。加えて無敵効果がないと敵の攻撃ですぐに倒されてしまうからだ。しかしよく狙ってクリティカルロケットを撃ち込めば、エンジニアを倒し、味方スパイがセントリーガンにサッピングできるかもしてない。
- 単騎突入、味方の援護なしのユーバーチャージ、スパイの単独潜入は失敗に終わるだろう。敵チームを倒し切るに十分な火力がないからだ。一人でも敵プレイヤーを数人くらいなら倒せるかもしれないが、すぐに防衛を立て直されてしまうだろう。
- スカウトは喉ごしガツン! アトミックパンチで敵セントリーガンの囮になることができる。その隙にスパイがサッピングしたり、他のクラスもセントリーガンを破壊できるだろう。
- 少なくともディスペンサーだけは破壊すること。セントリーガンを破壊してもディスペンサーが残っていては、エンジニアは即座にセントリーガンを建て直せてしまう。
- スパイを送り込んでテレポーター入り口をサッピングさせればエンジニアや他のクラスの到着を遅らせることができるだろう。そうすれば他の味方が立てこもり地点を一掃できるチャンスが生まれるかもしれない。
- サドンデス時はエンジニアを真っ先に仕留めるのが一番だ。エンジニアを倒してしまえば建てていた装置も全て破壊されるためだ。
- エンジニアが堅固な拠点にいてスパイではエンジニアを仕留められない場合は、テレフラグで倒すのも手だ。
- セントリーガンの射程範囲外から一方的に装置を攻撃できる見通しのいい場所を探そう。もしそのような場所があれば味方のスナイパーに教えてあげよう。ヘッドショット一発でエンジニアを仕留め、スパイが防衛線をすり抜けてサッピングする余裕が生まれるだろう。
- デモマンは立てこもり地点の周囲に粘着爆弾を投げ込むことができる。エンジニアは爆弾を破壊するために装置を離れるので隙が生まれる。もし動く様子がないならそのまま木っ端微塵にしてやろう。
立てこもられるのを防ぐには
- どんなときでも高火力で進撃を続けるのが最高の戦術だ。立てこもりの最大の弱点は強固な防衛を作り上げるのにかなりの時間を要することだ。敵が防衛線を張る前に味方チームが迅速に進撃できれば、立てこもりは失敗に終わるだろう。
- 怪しい動きを見逃さないこと。もし敵チームが攻めてこないようなら、大抵は退却して陣地で立てこもっているはずだ。
- 立てこもり始めてすぐなら、上手いスパイは潜入して全ての装置にサッピングして脅威を排除できる。ディスペンサーのレベルが低い内は、スパイが与えたダメージが致命傷となり、建て直しに時間がかかるため、味方の助けとなるだろう。
ギャラリー
2FortのREDの機密情報室での立てこもり
