アイテム
「 | ウチのトロフィールームに他のと一緒に飾っとくか!
聴く (英語)
— 実績解除でアイテムを手に入れたスカウト
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」 |
アイテムとはTeam Fortress 2において、プレイヤーが集めたり使ったり出来るもののことです。いくつかの例外を除いて、プレイに直接影響を与えるのは武器だけです。その他のアイテムは純粋に装飾的な役割しか持ちません。
目次
種類
アイテムには5つの種類があります:
武器 | 装飾アイテム | アクションアイテム | Craft items | 工具(アイテム) | 挑発 |
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アイテムの実装日年表
アイテムの入手方法
アイテムドロップシステム
最も一般的なアイテムの入手手段は、アイテムドロップシステムです。一定時間ゲームをプレイすると(アイドリングの時間はカウントされません)、ランダムなアイテムが贈られます。受け取ったアイテムはプレイヤーのバックパックに追加され、画面上には新しいアイテムを入手した旨のメッセージが、サーバーからの通知として表示されます。 この方法で入手できるアイテムは、武器およびMann Co. 物資箱、特定の装飾アイテム、工具アイテムです。受け取れるアイテムの数には1週間ごとに上限があります。上限に達した後は、その週にはアイテムを受け取ることは出来ません。
実績
アイテムを入手する本来の方法です。各クラスに設定された実績を決められた数だけ解除すると、マイルストーンが解除されます。各マイルストーンを解除する毎に、それぞれのクラスのクラスアップデートで追加されたアイテム(Gunboatsを含む)を入手することが可能です。たとえ実績をリセットしたとしても、この方法でアイテムを入手できるのは1つのアカウントにつき1度だけです。マイルストーンだけではなく、例えばGhastly Gibusは実績:Ghastly Gibus Grabの解除、パイロビジョンゴーグルは実績:A Fresh Pair of Eyesの解除で入手できます。さらに、いくつかのプロモーションアイテムはSteamの別のゲームの実績を解除することで入手できます。
購入
プレイヤーのSteamウォレットのお金を使って、Mann Co. ストアから直接アイテムを購入することが出来ます。これはMann-Conomy アップデートで実装され、ドロップ、作成、トレードに代わる入手方法として追加されました。コミュニティ製アイテムの売上の一部は、そのアイテムの製作者へと還元されます。
以前は、Mann Co. ストアから購入したアイテムはトレードもクラフトへの利用も出来ませんでした (ペイント缶などの工具を除く)。しかし、ストアのボーナスアイテム (Mann Co. Store Package実装以前は、1度に20$以上の買い物をすると何らかのアイテムが貰えました)はクラフトに利用可能でしたし、ギフト用包装を使えばストアのアイテムでも他のプレイヤーに渡すことが出来ました。
現在は、2012年11月21日 パッチ以降にストアで購入した装飾アイテムならクラフトに利用可能です。
物資箱
Mann Co. ストアでMann Co. 物資箱のキーを購入し、Mann Co. 物資箱を開梱することでアイテムを入手出来ます。この方法で入手したアイテムは全てトレード可能です。アンユージュアルアイテムやストレンジ武器、Strange Partは、トレード以外では開梱することでしか入手出来ません。また、それ以外のクオリティのアイテムでも、ロボットブーガルーのアイテムなど、開梱でしか入手出来ないものが存在します。物資箱にはそれぞれシリーズ番号が付いており、シリーズ毎に異なる種類のアイテムが含まれています。
作成
欲しくない、あるいはダブってしまったアイテム(武器など)を利用して、装飾アイテムやメタルなどを作成することが出来ます。アイテムを作成するには設計図を使います。設計図と合わないアイテムを使おうとしても新しいアイテムは得られず、材料もバックパックに残ったままになります。
ギフト
他のプレイヤーからギフトとしてアイテムを受け取る事が出来ます。ギフト用包装を適用すると、それが通常トレード出来ないものでも、他のプレイヤー(オフラインのプレイヤーも可)とのトレードに出す事が出来るようになります。その他、使うとサーバー内の他のプレイヤーにアイテムがドロップするギフトツールも存在します。ギフトツールにはランダムなアイテムをドロップさせるものと、特定のアイテムをドロップさせるものがあります。
トレード
トレードシステムを通じて、トレード可能なアイテムを他のプレイヤーと交換することが出来ます。
プロモーション
装飾アイテムや武器の中には、Steamの他のゲームのプロモーションアイテムとして配布されたものも存在します。例として、Left 4 Dead 2, Sam & Max: The Devil's Playhouse, Alien Swarm, Worms Reloaded, Poker Night at the Inventory, Killing Floor, Monday Night Combat, Rift, Homefront, Total War: Shogun 2, Football Manager 2012 などです。
2011年2月3日 パッチ以降のプロモーションアイテムは殆どジェニュインクオリティです。
イベント
ちょっとイヤな感じのハロウィーンマスク, ハロウィーンマスク, ゴールデンレンチ, 紳士の従軍記章, Saxxyなどのアイテムは特定のイベントでしか入手出来ません。
決闘
決闘バッジのレベルが上がる毎に(決闘に10回勝利する毎に)、プレイヤーは5回使用可能な決闘ミニゲームとランダムドロップアイテムを1つ入手出来ます。ランダムドロップは通常のものと同じで、武器、装飾アイテム、工具などです。物資箱はこの方法では入手出来ません。
コミュニティへの貢献
コミュニティアイテムとは、コミュニティへの貢献が著しいプレイヤーに対して、Valveが個別に配布するものです。これまで、優れたマップやモデルを(Steamワークショップ経由で)提出したプレイヤーや、翻訳活動やバグ・脆弱性の発見に協力したプレイヤーなどに贈られてきました。それ以外にも、公式に追加されたアイテム(SteamワークショップやArt Pass コンテストなどによる)の作成者には自作バージョンのものが贈られます。また、Team Fortress Wikiの発展に貢献したプレイヤーにはWiki キャップが贈られます。
コミュニティマーケット
プレイヤーはSteamウォレットの資金を使って、Steam コミュニティマーケットからアイテムを購入することが出来ます。アイテムを販売するにはマーケットのトップページか、もしくはユーザーのバックパックから直接販売することも出来ます。現在のところ、マーケットで販売出来るのは工具アイテム、フェスティブまたはボットキラー武器、アンユージュアルまたはストレンジクオリティの装飾アイテム、キルストリークキットおよび組み立て機、キルストリーク武器、Chemistry Set、ビンテージ・ジェニュイン・Hauntedクオリティのアイテムがあります。マーケットでアイテムを売却すると、10%の手数料が差し引かれます。マーケットから購入したアイテムはすぐにインベントリに追加され、売却したユーザーのSteamウォレットには料金が追加されます。
絶版アイテム
絶版になったアイテムは、Mann Co. ストアでの購入やクラフト、アイテムドロップシステムを通じて入手することは出来ず、また物資箱からアンユージュアルクオリティのものを入手することも出来ません。これらのアイテムを手に入れるにはトレードかギフト、Steam コミュニティマーケットから購入する必要があります。絶版装飾アイテムの場合は、それらが含まれる物資箱から入手することも出来ます。
Limited属性
Limited属性が付いたアイテムは、クラフトやアイテムドロップシステム、Mann Co. 物資箱(物資箱の説明文に書かれていない限り)の開梱、Mann Co. ストアでの購入などによって入手することが出来なくなったアイテムです。これらのアイテムも、トレードしたりSteamコミュニティマーケットで売買することは可能です。
特性
レベル
Team Fortress 2のアイテムには全て、特定またはランダムな数値のレベルが付いています。装飾アイテム(一部例外あり)にはランダムなものが、武器には特定のレベルが付けられています。メタル、工具、アクションアイテムにはそれぞれ特定のレベルが付けられています。
レベルは純粋に装飾的なもので、プレイには何の影響も与えません。スクリームフォートレス アップデートで実装された装飾アイテムはすべてレベル31になっており、これはハロウィーンが終わる日(10月31日)からきています。
クオリティ
装飾アイテムはバックパックのアイテムに付けられる装飾的な機能です。クオリティはそのアイテムをいつ、どのようにして入手したかによって割り当てられ、ゲーム内ではアイテム名の色によって識別できます。例えば散弾銃などの初期装備は"通常"クオリティ(灰色)、Horseless Headless Horsemann's Headtakerなどのアンユージュアルアイテムは'アンユージュアル'(紫)と表示されます。Mann-Conomy アップデート以前から持っていたアイテムはビンテージとなり、青で表示されます。
性能
性能とは、アイテム毎に定められた有用性や条件のことで、アイテムの性能を決定する元になります。性能には標準、強化、弱化があります。弱化性能とは使用者にとって害になるもので、強化性能は有用なものです。標準性能はそのどちらでもないものの、単なる代替品には無い性能です。
カスタマイズ
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名前タグや説明タグを使うことで、アイテムの名前と説明文を変更することが出来ます。この変更は他のプレイヤーが見たときにも反映されます。 | ||||
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ペイント缶を使うと、アイテムの色を変更することが出来ます。現在のところペイント缶を適用出来るのは装飾アイテムだけですが、Valveが将来的には武器への制限を撤廃するかもしれません。[1] | ||||
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デカールツールは画像を貼り付けることが出来るアイテムです。適用対象はFlair!、フォトバッジ、Clan Pride、Conscientious Objectorに限られます。 | ||||
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Strange Partは特定の成績についてのカウンターをストレンジ武器に追加するアイテムで、最大3つまで適用出来ます。 | ||||
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ストレンジ フィルターは特定のマップのプレイ回数を表示させるアイテムです。また、マップに応じた接頭語が武器の名前に追加されます。 |
バックパック
プレイヤーが入手したアイテムは全てバックパックに入れられます。初期状態では50個のアイテムを入れておく事が出来ます。プレミアムメンバーにアップグレードすると、バックパックは300スロット(6ページあり、それぞれ50スロット)に拡張されます。バックパック拡張を使うとスロットが追加され、最大2000スロット(40ページ)まで拡張可能です。
他人のアイテムの確認方法
他のプレイヤーのアイテム(ペイントした色、レアリティ、名前、説明文などを含む)を確認するには、2つの方法があります。1つは死亡時のキルカメラ(フリーズカム)で自分を倒したプレイヤーを見たときに、初期装備以外を装備している場合はその情報が表示されます。2つめの手段として、クロスヘアをチームメイトに合わせて調査キー(デフォルトではF) を押すと、初期装備以外の装備品を順番に見る事が可能です。
バグ
- ときどき、装飾アイテムやその他特定のアイテム(Razorbackなど、直接戦闘には使わないアイテム)が宙に浮いてしまい、その場に固定された状態になることがある。これらのアイテムは観戦者にくっついていることもある。
参考
- ↑ "Email From Robin - Painting Weapons in the Future (Provided That We Want It)", Steam ユーザーフォーラム post by Pebr, October 1, 2010.