バックパック

From Team Fortress Wiki
Jump to: navigation, search
この記事はバックパックそのものに関するものです。その他のバックパックについてはバックパック (曖昧さ回避)を参照してください。
Backpack case.png

バックパックはプレイヤーの個人的なインベントリで、全てのゲーム内のアイテムを保管できるものです。アイテムは個人用のスロットに保管され、バックパック内のインターフェイスから閲覧や移動、削除が可能です。またほとんどの工具アイテムはバックパック内からのみ使用可能です。アイテムはページ別に表示され、それぞれのページでは50個まで表示されます。バックパックではアイテムをクラス別、クオリティ別、装備部位別、タイプ別に並べ替えることができます。

バックパック実装以前は、各クラス別に簡単な装備画面があり(Gold Rush アップデートで導入)、武器のスロットのみが含まれていました。アップデートが実装されたクラスは、この画面から初期装備と解除された実績アイテムのいずれかを選択出来ました。バックパック(およびクラス固有の装備画面)はScout アップデートからSniper vs. Spy アップデートの間のいつかに導入され、最大50個のアイテムが保管できましたが、当時は12個の実績アイテムしか保管できませんでした(面白いことにこれらは削除することが可能で、再び得ることは二度と出来なくなります: 2009年4月20日 パッチ)。Sniper vs. Spy アップデートでは余分な空きスロットを使用するドロップシステムが導入されました。これは元々、実績武器の解除システムを完全に取って代わるように作られましたが、ユーザー達の抗議により一週間後には実績による解除システムが再び導入されました。保管サイズはそれ以来何回か拡張され、2010年12月のAustralian Christmasアップデートの時点では300スロット(6ページ分)となりました。Australian Christmasではバックパック拡張も導入され、使用するたびにスロットを100個拡張し、最大2000にまでできるようになりました。無料プレイ中のTF2プレイヤーはバックパックのページが1つ(50スロット)しかなく、ゲーム内で購入するかUpgrade to Premium Giftを使用することでプレミアムプレイヤーとなり、バックパック内容量は通常にまで拡大されます。

アイテムをバックパック内で移動させると、その特性に合った特徴的な音が鳴ります。この音が鳴るのは基本的に持ち上げたときと降ろしたときです。例えば、Eyelanderを移動させると剣を鞘から抜くような音が鳴りますし、喉ごしガツン! アトミックパンチならば持ち上げるとプルタブを開ける音が、降ろすと飲み物の缶を地面に落としたときのような音が鳴ります。アイテムの中には固有のサウンドを持つものがあり、例えばザ ゴーグルならばゴーグルのオンオフのような音が鳴りますし、ノイズメーカーはそれぞれのサウンドを再生します。

アイテムをクリックするとコンテキストメニューが表示され、アイテムに対してできるアクションの詳細が表示されます。アイテムを装備できるクラス装備画面を開く、アイテムに好きな名前をつける、アイテムに好きな説明文をつける、アイテムにペイントを施す、変更を施したアイテムを元に戻す、バックパック内でアイテムを使用する、ギフトを送る、Mann Co.ストアMann Co. 物資箱のキーを購入する、他のプレイヤーとアイテムをトレードする、アイテムを削除するといったことが可能です。"Go to Loadout"のボタンの上でマウスオーバーするとそのアイテムを装備可能なクラスのパネルが表示され、"Paint"のオプションの上でマウスオーバーすると適用可能なカラーと色見本が表示されます。

アップデート履歴

2009年4月20日 パッチ
  • 新たなバックパックメニューを通じて、インベントリ内のアイテムを永久に削除する機能を実装した。これよって実績アイテムをリセットすることはできない。一度削除されたアイテムを再取得することは不可能。

2009年8月13日 パッチ

  • ドラッグアンドドロップでアイテムを移動できるようになった。アイテムの位置はシステム側で保存される。
  • アイテムを一度に削除できるように複数同時選択が可能になった。
  • キーバインドのページに新たなキーを設定し、これにより直接インベントリのバックパックを開けるようにした。
  • バックパックを初めて開いた際にマウスオーバーで表示されるパネルが正しくない位置に表示される問題を修正した。

2009年9月15日 パッチ

  • バックパックの保存容量が100に増加した。
  • バックパックの中身をタイプ別に並び替えられるようになった。
  • バックパック内アイテムの複数選択はCtrlキーを押し続けることで可能になった。

2010年6月10日 パッチ

  • バックパック画面にヘルプを追加した。

2010年9月30日 パッチ (Mann-Conomy アップデート)

  • バックパックの保存容量が200に増加した。

2010年12月17日 パッチ (Australian Christmas)

  • バックパックの保存容量が300に増加した。
  • バックパック拡張工具アイテムを追加し、使用するたびにスロット数を100増加させ、最大1000にできるようになった。

2011年4月14日 パッチ (Hatless アップデート)

  • バックパックでレアリティ別に並び替えができるようになった。
  • バックパックの並び替えの方法を改善した。

2011年4月15日 パッチ

  • バックパックを利用できないプレイヤーがいる問題を修正した。

2011年4月18日 パッチ

  • バックパック画像が正しく描画されない問題を修正した。
  • プレイヤーがバックパックの装備画面を開くことが出来ない問題を修正した。

2011年5月6日 パッチ

  • [非公開] クラフト番号を持つアイテムに「元の戻す」ボタンを適用すると番号も削除するようになった。

2011年5月12日 パッチ

  • 装備スロット選択画面に“Show in Backpack Order”を追加した。

2011年6月23日 パッチ (Über アップデート)

  • 無料プレイ中プレイヤーのバックパックの仕様を定義した。無料プレイヤーのバックパックは50個に制限されるが、プレミアムにアップグレードすることで通常通りの容量にすることができる。

2011年8月18日 パッチ

  • [非公開] ゲーム内バックパックでアイテムレベルを閲覧できる機能を戻した。

2011年9月2日 パッチ

  • アイテムのクオリティに基いてアイテムを色分けできるチェックボックスをバックパックに追加した。

2011年10月13日 パッチ (Manniversary アップデート&セール)

  • バックパックの並び替え時に、同じアイテムでも可能であればストレンジ武器ならばそのランク順に、物資箱ならばシリーズ番号順に並び替えるようになった。

2011年11月16日 [アイテムスキーマの更新]

  • バックパックが特定のプレイヤーに表示されない問題を修正した。

Fixed a bug that would cause backpacks to not display for certain players.[1]

2012年2月16日 パッチ

  • Steamインベントリ/トレーディングにおけるアイテムの並びがゲーム内バックパックのもとと同じくなるようになった。

2012年3月22日 パッチ

  • バックパック内で工具アイテムをダブルクリックするとそのアイテムを使用するようになった。

2012年7月20日 パッチ

  • ゲームサーバーに正しくクライアントのインベントリの更新状況が送られなくなる問題を修正した(しばしば "The server you are playing on has lost connection to the item server" のエラーメッセージが表示されていた)。

2012年8月2日 パッチ

  • GetPlayerItemsのウェブAPIがインベントリのプレイバシー設定を無視してしまう問題を修正した。

2012年10月17日 パッチ

  • バックパック内でカスタムしたアイテムを「元に戻す」際のUIを改善した。

2012年11月21日 パッチ

  • バックパックの最大容量を1000から2000に増加させた。

2013年3月19日 パッチ

  • バックパック内でアイテムにマウスオーバーしてもカスタムペイントの項目が表示されない問題を修正した。

2013年12月20日 パッチ

  • 工具アイテムを使用中に適用可能なアイテムを自動的に仕分けるフィルターを追加した。

2014年2月7日 パッチ

  • バックパックのページを見まわっているときに引っかかりが発生しないようアイテムのローディング情報画面を改善した。
  • アイテムを装備するときにバックパック画面に誤って「装備中」のラベルが表示されてしまう問題を修正した。

2014年4月1日 パッチ

  • バックパックUIを改善した。
  • 全てのページにページボタンを追加した。
  • 戻る/次へのボタンを削除した。
  • ページボタンと共にドラッグアンドドロップをできるようにした

2014年6月11日 パッチ

2014年12月8日 パッチ

  • バックパック画面の設計を変更した。
    • アイテムをクリックするとコンテキストメニューが表示され、可能な動作が一覧で表示される。
    • コンテキストメニューは従来のアイテムを使用するボタンと置き換わる。

2014年12月12日 パッチ

  • バックパック画面で現在のページ番号がハイライト表示されない問題を修正した。

2015年1月27日 パッチ

  • 包装済みのGiftapultのパッケージのコンテキストメニューに「ギフトを送る」ボタンが無い問題を修正した。

バグ

  • 時々、様々な要因により、あるアイテムを他のアイテムの上に置こうとすると正しくない位置に置かれてしまい、アイテムの一つが消えてしまう(備考:バックパックからアイテムが無くなるわけではない。再び表示させるにはアイテムを移動させる必要がある)。
  • "Show quality colors"を有効にし、アイテムを本来置けない位置(枠を超えたヘッダー部分など)にドラッグすると、アイテムがリセットされてクオリティの色が消えてしまう。ページを変更するかアイテムを選択すると元に戻る。
  • "Show quality colors"を有効にすると、アイコン内のアイテムの名前が装備画面やクラフト画面に表示されなくなる。ただしこれはアイテムの詳細と名前が書かれたボックスが表示されるので問題にはならない。
  • バックパックが満タンでもSteamトレード(ゲーム内のものではない)でアイテムを入手することができる。新しく手に入れたアイテムはゲーム内のバックパックには表示されず、クラフトにも利用できないが、ゲーム内では使用可能で、Steamインベントリでは表示される。十分な数の他のアイテムを削除するかトレードし、バックパックを並び替えると新たに手に入れたアイテムは完全に表示される。ゲームに参加すると、時々新たに手に入れたアイテムが警告もなくバックパックから消えることもある点に注意。
  • アイテムをドラッグして他のページに移ると、カーソルが合っている関係ないアイテムのポップアップ表示が出る。
  • ゲームオプションからアンチエイリアス設定または解像度を変更すると、アイテムにマウスオーバーした際のテキストが半透明になる。これはTF2を再起動すると直る。
  • スタイルの変更が可能なアイテムを選択し、矢印キーでカーソルを移動させると、スタイルの決定は出来ないにも関わらず、アイテムに適用可能なスタイルのモデルを閲覧することができる。
    • 複数個以上のスタイルを持たないアイテムで閲覧中にOKボタンを押すとゲームがクラッシュしてしまう。

トリビア

  • クラス別で並び替えると、クラスの並びはいつもの役割別によるものではなく、(Team Fortress Classicでのものと同じ)ゲーム内部の順序が用いられます。

ギャラリー

インターフェイス

その他

参照

  1. Post by Tony Paloma (Valve) in thread "Item servers are down.....", Steamユーザーフォーラム, 2011年11月16日. 最終アクセス日2011年12月2日

関連項目