Difference between revisions of "Basic Spy strategy/ja"
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− | + | 他クラスのメイン武器と比較すると弱いものの精度が高いので、離れた場所から弱った敵にトドメを刺したり、発見されたときに使ったり出来る。{{item link|Knife}}を使えない状況でも助けになるだろう。たとえばバックスタブに失敗したり、ターゲットの近くまで安全に近づけそうになかったり、[[Sniper/ja|スナイパー]]が{{item link|Razorback}}を装備しているときなどだ。 | |
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− | + | {{item name|Ambassador}}はダメージと発射速度が低下しているかわりに、ヘッドショットすることが出来る武器だ。エイムに自信があるなら、敵のヘルスを見る能力を使って、遠くからでも倒せそうなターゲットを狙おう。1発撃った後しばらくはヘッドショット出来ないので、連射せずに間隔を空けて攻撃しよう。 | |
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− | + | {{item name|L'Etranger}}は[[Cloak/ja|透明化]]時間を40%延長する。これによって前線の裏に周るのが容易になるぞ。与ダメージが減っている代わりに命中すれば[[Cloak/ja|透明化]]ゲージが回復するので、火力を犠牲にする代わりに逃走能力が向上していると言えるだろう。遠くから攻撃して安全に透明マントを回復出来るので、{{item link|Cloak and Dagger}}や{{item link|Dead Ringer}}などの特殊なリチャージ機能を持つデバイスとも相性がいい。 | |
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− | + | [[Disguise/ja|変装]]キットはスパイが敵陣に侵入するための主要ツールだ。味方の近くにいるときは、敵に見られても警戒されないよう、他の味方や敵[[Spy/ja|スパイ]]などに変装しておくといい。新たに変装すると一瞬チームカラーの煙に包まれるので、敵が見ていないときか透明化しているときに変装しよう。{{item name|Disguise Kit}}の変装が完了するのには1秒ほどかかるので、くれぐれも完全に変装し終わる前には敵に接近しないように。前線の裏に抜けた後は、スパイではないかのように振る舞おう。例えば、{{item link|Revolver}}をリロードすると変装中のクラスのリロードアニメーションを真似出来るので、自然に敵集団に溶け込むことが可能だ。また、いつまでも敵の目の前にいると[[Spy-check/ja|スパイチェック]]されてしまう。一度攻撃すると変装が解けてしまうので、安全な場所を見つけて変装しなおそう。 | |
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− | + | {{item name|Cloak and Dagger}}は動かない限りずっと透明状態でいられるので、[[Medic/ja|メディック]]などの重要なクラスを狙うために一箇所に留まっていることが出来る。メーターは平均移動速度に応じて減少するので、同じ距離を移動した場合のメーターの減少量はゆっくり歩いても一気に走った場合でも変わらない。{{item name|Cloak and Dagger}}は[[pickups/ja|配置された]]メタルや落ちている武器を拾っても透明ゲージが回復しないので、一度見つかってしまうと逃げるのは難しいぞ。{{item name|Cloak and Dagger}}の透明化解除音はそこまで大きくないが、目立つ音なので敵から離れた場所で解除しよう。特定のエリアに留まる場合でも、同じ場所に居続けると[[Spy-check/ja|スパイチェック]]にひっかかりやすいので、なるべく動き続けた方がいい。同様に、危険な道を避けたいがためだけに{{item name|Cloak and Dagger}}を使うべきではない。生き残る事はできても便利とは言いがたいだろう。 | |
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Latest revision as of 06:51, 8 January 2015
「 | 思うに、今度から君のご同僚はもっと有能な男を送ってくるだろうな。
聴く (英語)
— スパイ
|
」 |
スパイは敵を欺くことを得意とし、判断を誤ったものを処刑する。貧弱なクラスで装備も弱い部類に属するが、敵をバックスタブしたりエンジニアの装置にサップしたり出来る。また、敵の名前や残りヘルスを見ることが出来るので、弱った敵はリボルバーで始末しよう。透明化や変装能力を使えば、敵に見つからないまま前線の裏に周ることが出来る。ただし敵は頻繁にスパイチェックをしてくるだろう。敵チームに紛れ込んだとしても、パイロの炎やジャラテ、あるいは敵にぶつかってしまったりすると簡単に発見されてしまう。様々な装備を駆使して狡猾に振る舞い、敵の注意をかいくぐって重要なターゲットを処理しよう。
サブ武器(セカンダリ武器)
リボルバー + リスキン
他クラスのメイン武器と比較すると弱いものの精度が高いので、離れた場所から弱った敵にトドメを刺したり、発見されたときに使ったり出来る。ナイフを使えない状況でも助けになるだろう。たとえばバックスタブに失敗したり、ターゲットの近くまで安全に近づけそうになかったり、スナイパーがRazorbackを装備しているときなどだ。
Ambassador + リスキン
Ambassadorはダメージと発射速度が低下しているかわりに、ヘッドショットすることが出来る武器だ。エイムに自信があるなら、敵のヘルスを見る能力を使って、遠くからでも倒せそうなターゲットを狙おう。1発撃った後しばらくはヘッドショット出来ないので、連射せずに間隔を空けて攻撃しよう。
L'Etranger
L'Etrangerは透明化時間を40%延長する。これによって前線の裏に周るのが容易になるぞ。与ダメージが減っている代わりに命中すれば透明化ゲージが回復するので、火力を犠牲にする代わりに逃走能力が向上していると言えるだろう。遠くから攻撃して安全に透明マントを回復出来るので、Cloak and DaggerやDead Ringerなどの特殊なリチャージ機能を持つデバイスとも相性がいい。
Diamondback
Diamondbackは与ダメージが低いので、直接戦闘には向いていない。しかし、装置を破壊したりバックスタブしたりすることでボーナスクリティカルを得られるので、敵エリアで活動した後に脱出しやすくなる。Ambassadorと同じように、敵ヘルスを見られる能力を活用して誰を狙うか決めよう。装置を破壊するには味方と協力するといい。例えばエンジニアが装置を固めてしっかりと守っている場合は、セントリーガンを無効化してその間にチームメイトに壊してもらおう。装置を最終的に破壊したのがSapperでなくとも、取り付けてさえいればクリティカルを獲得出来る。
近接武器
ナイフ + リスキン
ナイフはバックスタブしないとほとんどダメージを与えられない。ターゲットの背後に近づくには、透明化や変装能力を駆使して注意を引かないように回り込もう。バックスタブに失敗してしまった場合はリボルバーに持ち替えるか、敵を騙して背後を取ろう。例えば、階段を登ってからジャンプして、追ってきた敵の後ろに飛び降りる方法などがある。
Your Eternal Reward + リスキン
Your Eternal Rewardを装備すると自発的に変装出来なくなるので、隠れ場所を見つけるためには透明化が頼りとなる。バックスタブに成功すると、犠牲者は音もたてずに消滅し、そのターゲットに瞬時に変装出来る。キル通知も敵チームには表示されないぞ。一度変装すれば、あとはいつも通り背後から敵に近づこう。Your Eternal Rewardはキルログを残さないとはいえ、"サイレントキラー"能力に頼り過ぎないようにしよう。倒した敵は通常通り武器をその場に落とすし、テキストチャットやボイスでコミュニケーションを取ることも出来る。また、もし遅い敵に変装してしまったとしても、透明化中は普通のスピードで歩けることを思い出そう。
Conniver's Kunai
Conniver's Kunaiでバックスタブに成功すると、犠牲者から体力を吸収し、状態異常も回復出来る。盗んだヘルスによって最大180までオーバーヒール出来るものの、初期ヘルスは60まで低下しているので、流れ弾に当たっただけでも死にかねない。したがって、Conniver's Kunaiを使うときは積極的に動いて次々にバックスタブを決めるか、ターゲットを1人始末したらそのオーバーヒールで安全に逃げるかしよう。
Big Earner
Big Earnerで敵を倒すと、装備しているデバイスに関わらず透明ゲージが30%回復する。しかし、体力が少し減少しているので、ソルジャーのロケットランチャーのような強力な武器が相手だと一撃でやられてしまうぞ。敵の後ろに回りこむときに少しもたついても、誰かを倒すことさえ出来れば透明化して離脱出来るだろう。
Spy-cicle
Your Eternal Rewardと同様、Spy-cicleで敵をバックスタブした場合も敵チームにはキルログに通知されない。しかも、この武器を装備しても自分で変装する能力はなくならないぞ。Your Eternal Rewardと違って犠牲者は氷像になるので、それを見た他の敵にはスパイがいることがバレてしまう。Spy-cicleを構えているときに炎を浴びると、ツララが溶けて炎を消せる上に2秒間延焼耐性を得ることが出来る。この炎耐性は敵パイロのスパイチェックに対して効果が大きく、特にDead Ringerと組み合わせれば、武器を変えるだけで消化して逃げることが出来るだろう。ただし、この機能は敵パイロにとっては、バックスタブしようとしているスパイを見つけたら炎を一吹きするだけで妨害出来るということでもある。必要に応じてリボルバーを使う準備をしておこう。
メインPDA
Disguise Kit
変装キットはスパイが敵陣に侵入するための主要ツールだ。味方の近くにいるときは、敵に見られても警戒されないよう、他の味方や敵スパイなどに変装しておくといい。新たに変装すると一瞬チームカラーの煙に包まれるので、敵が見ていないときか透明化しているときに変装しよう。Disguise Kitの変装が完了するのには1秒ほどかかるので、くれぐれも完全に変装し終わる前には敵に接近しないように。前線の裏に抜けた後は、スパイではないかのように振る舞おう。例えば、リボルバーをリロードすると変装中のクラスのリロードアニメーションを真似出来るので、自然に敵集団に溶け込むことが可能だ。また、いつまでも敵の目の前にいるとスパイチェックされてしまう。一度攻撃すると変装が解けてしまうので、安全な場所を見つけて変装しなおそう。
PDA 2
透明ウォッチ + リスキン
時計類の中ではこの透明ウォッチが最も透明化解除音が小さく、最も長い距離を透明化したまま移動できる。しかしメーターには限りがあり、透明化するのにかかる時間も長いので、敵陣でミスしたときにリカバリーする余裕が少ない。緊急時のためにメーターを温存しておき、解除は安全な場所で行おう。落ちているメタルや武器はなるべく拾うようにしよう。透明状態になっても、全く見つからないわけではない。弾薬箱が急に消えたのを見たら、敵はそのエリアでスパイチェックをし始めるだろう。敵陣では居場所がバレて追い込まれないように、透明中は常に動き続けよう。
Cloak and Dagger
Cloak and Daggerは動かない限りずっと透明状態でいられるので、メディックなどの重要なクラスを狙うために一箇所に留まっていることが出来る。メーターは平均移動速度に応じて減少するので、同じ距離を移動した場合のメーターの減少量はゆっくり歩いても一気に走った場合でも変わらない。Cloak and Daggerは配置されたメタルや落ちている武器を拾っても透明ゲージが回復しないので、一度見つかってしまうと逃げるのは難しいぞ。Cloak and Daggerの透明化解除音はそこまで大きくないが、目立つ音なので敵から離れた場所で解除しよう。特定のエリアに留まる場合でも、同じ場所に居続けるとスパイチェックにひっかかりやすいので、なるべく動き続けた方がいい。同様に、危険な道を避けたいがためだけにCloak and Daggerを使うべきではない。生き残る事はできても便利とは言いがたいだろう。
Dead Ringer
Dead Ringerは自発的に透明化することが出来ないが、構えているときに何らかのダメージを受けると瞬時に透明化する。同時に偽の死体を発生させ、敵チームには偽のキルログをも表示させる。さらに透明化中はあらゆるダメージを90%軽減するシールドを発生させるぞ。ただの落下ダメージで"死亡した"場合、スパイだとバレてしまうだろう。より上手く騙すには、味方に変装してわざとダメージを受けることでDead Ringerを発動させよう。敵に変装していた場合は、偽の死体はスパイのものになるので存在がバレてしまう。しかし、味方に変装していた場合は変装先のクラスの死体になるので、敵に誤った判断をさせることが可能だ。一度透明化すれば、Dead Ringerのダメージ減少効果で安全に戦場を横切れるだろう。ただし、ダメージを受けると残りの透明化時間が短くなるので攻撃を避けることを優先しよう。透明化中に敵にぶつかっても見えることはないが、延焼や出血、ジャラテなどのエフェクトは見えてしまう。メタルを回収することで透明化を延長できるが、ダメージを受けると短縮されてしまう。透明化メーターの減少率が高く、また解除音も非常に大きいので、安全なエリアを見つけることが重要だ。
装置
Sapper + リスキン
Sapperはエンジニアの装置を一瞬で機能停止させ、一定時間の後に破壊することができる。これを排除できるのはエンジニアの近接武器とパイロのHomewrecker、Neon Annihilatorだけだ。無限に補給することが出来るし、近接攻撃の範囲内にある装置になら一瞬で取り付けることが出来るぞ。一般的には先にエンジニアをバックスタブしてからすぐに 装置にサップするが、セントリーガンに攻撃されないために先にサップしてもよい。Sapperを取り付けた装置に対してはスパイの武器によるダメージが減少してしまうが、素早く破壊したいなら攻撃したほうがいいだろう。
Red-Tape Recorder
Red-Tape Recorderを取り付けると、エンジニアの装置をダウングレードさせることが出来る。通常のSapperと比較して、装置を完全に破壊するのにかかる時間は長くなっているものの、レベル1までダウングレードする時間は非常に短い。エンジニアの拠点がガッチリ守られていて手を焼くようなら、Red-Tape Recorderを使って弱体化させ、チームメイトに壊してもらおう。
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