ヘビーの基本戦術

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この記事ではヘビーの基本戦術について解説しています。より高度な戦術についてはヘビーの高度な戦術を参照してください。対ヘビーの戦術については対ヘビー攻略法を参照してください。
Heavytaunt1.PNG

ヘビーはゲーム中で最もタフで、最も足の遅いクラスだ。その高火力と体力を活かし、突然現れてミニガンで前線を制圧しよう。ヘビーには味方を呼び集める目印としての役割もあり、しばしばメディックのバディに選ばれるだろう。しかし、その大きさと足の遅さのため、敵のスナイパースパイからよく狙われるターゲットでもある。また、よく大きな声を出すので待ち伏せにはあまり向いていない。チームメイトと協力して目標へ進軍するのが良いヘビーだ。

メイン武器(プライマリ武器)

ミニガン + リスキン

Minigun Iron Curtain Festive Minigun Silver Botkiller Minigun Australium Minigun

ミニガンは連射が効くショットガンのようなものだと考えよう。非常に強力だが、距離が遠いと効果は薄い。また、威力は高いもののスピンアップに時間がかかり、スピン中は移動速度が低下してしまう。常にこれを構えているか、もしくはエリアを移動するときは別の武器に持ち替えるかしよう。空中でも回転させられるので、角を曲がる時にジャンプしながらスピンアップすれば、敵を突然攻撃することが出来る。

ナターシャ

Natascha

ナターシャは、敵を遅くする能力を持っている。そのため敵を消耗させ、コントロールするのに向いている。遅くなった敵は時に逃げ出すのをやめ、ヘビーとの戦いを余儀なくさせることもできるぞ。また、減速効果によって敵の接近や撤退、挑発、ランチボックス系アイテムの消費を阻止することも可能だ。反面、ナターシャは与ダメージが25%減少しており、銃身回転速度は30%遅くなっているため、ソルジャーやデモマンのようなタフなクラスを相手にするのが難しくなっている。特に、敵ヘビーが通常のミニガンBrass Beastを持っているときは極めて不利だ。

Brass Beast

Brass Beast

  • Brass BeastのDPS(1秒あたりの与ダメージ量)はゲーム中最大を誇るが、使用中はほとんど動けなくなってしまう。スピンアップ時間が長いため、奇襲したり動きまわったりするのには向いていない。回転し始めていないときは、真正面からの攻撃ですら隙だらけになってしまう。ショットガンと併用し、あまり動かなくて済む防御側チームにいるときなどに使おう。

Tomislav + リスキン

Tomislav Australium Tomislav

Tomislavはスピンアップが非常に速く、また音を立てずにスピンさせられるが、連射速度はミニガンより20%遅い。ミニガンの音を聞いた敵は近づかないだろう。しかしTomislavは回転させても音が鳴らないので、敵を奇襲したり、隠れて拠点を防衛したりするのに向いている。直接戦闘になると火力の低さが不利になるので、その前に消音効果を活かしてターゲットを倒してしまおう。

Huo-Long Heater

Huo-Long Heater

  • Huo-Long Heaterはミニガンと同等のダメージを与えられるぞ。銃身回転中は周囲に炎の輪を展開し、周囲の敵を燃やすことが出来るが、その間常に弾薬を消費してしまう。至近距離では十分なダメージを与えられるので、炎の輪は敵スパイを見破ったりバックスタブされるのを防いだりするのに役立てよう。炎ではそれほどダメージは与えられない。スパイに火が付いた音が聞こえたら、すぐに反応して倒してしまおう。防衛時のプレイでは、ディスペンサーペイロードカートの周囲でHuo-Long Heaterを使うのが良いだろう。

サブ武器(セカンダリ武器)

ショットガン + リスキン

ShotgunFestive Shotgun

ショットガンはサブ武器で、ミニガンよりは火力が低いものの、大きなダメージを与えられる武器だ。エリアを移動するときには、移動速度が遅くなってしまうミニガンよりもこちらを使おう。

Sandvich + リスキン

Sandvich Robo-Sandvich Festive Sandvich

Sandvichは携行火力のショットガンと引き換えに、自分を回復させる能力を与えてくれる。戦闘の合間にSandvichを食べて傷を癒やそう。食事中は抵抗出来なくなるので、安全な位置で食べるようにしよう。第2攻撃キーでSandvichを地面に投げて、拾った味方を回復させられるようになる。特に味方メディックがいたら回復してあげよう。

Dalokohs Bar + リスキン

Dalokohs Bar Fishcake

Dalokohs Barの回復力はSandvichに比べとても少なく、投げ渡すこともできない。しかしクールダウン時間が無いため、少し体力が減ったらいつでも使うことが出来るし、常に最大ヘルスを増加させておくことも可能だ。自分のチームにメディックがいないときはディスペンサーヘルスキットに頼ることになるので、Dalokohs Barがあると便利だ。

Buffalo Steak Sandvich

Buffalo Steak Sandvich

Buffalo Steak Sandvichは、戦場を素早く移動したいときに使おう。効果発動中は被ダメージが増加し、近接武器しか使用できなくなるので、敵との交戦は避けたほうが良い。Fists of Steelと併用すれば、遠距離からのダメージを抑えられる。Sandvichと同様に、地面に投げれば味方を回復させられるぞ。

Family Business

Family Business

Family Businessは弾倉サイズが増加している代わりに与ダメージが低下している。ショットガンの方が命中時の与ダメージ量が大きいのでキルにかかる時間が短いが、ファミリー・ビジネスはその弾倉サイズを生かして長期戦で生かすと良い。スカウトやスパイなどのヘルスの低い敵を相手にする場合、与ダメージペナルティも大して問題はないぞ。

Second Banana

Second Banana

セカンド・バナナはサンドヴィッチと違って10秒でリチャージ可能だが、200ヘルスしか回復せず味方に投げた場合はヘルスキット(小)程度の回復量になる。一人で居る状況やメディックのいないチームで戦っている際に役立つだろう。

近接武器

+ リスキン

Fists Saxxy Conscientious Objector Apoco-Fists Frying Pan Freedom Staff Bat_Outta_Hell Memory Maker Ham Shank Golden Frying Pan Necro Smasher Crossing Guard

敵に至近距離まで近づかれた場合でも、拳に切り替えるよりはミニガンをスピンアップさせたほうが良いだろう。足の遅いヘビーで近接攻撃の間合いまで近づくのは困難だからだ。だが近接戦闘になれば、相手が1人なら体力が高い分ヘビーのほうが有利だ。

Killing Gloves of Boxing

Killing Gloves of Boxing

敵をコーナーに追い詰めたら、Killing Gloves of Boxingのパンチでトドメを刺そう。クリティカルブーストを獲得したらショットガンに持ち替えるのもいいし、そのまま殴り続けるのもいい。メイン武器に持ち替えると、スピンアップにかかる時間でブーストを浪費してしまう。

Gloves of Running Urgently + リスキン

Gloves of Running Urgently Festive Gloves of Running Urgently Bread Bite

ヘビーが近接戦闘をすることは殆ど無いので、Gloves of Running Urgentlyはもっぱらスピードブーストを利用することになる。前線へ素早く移動したり、待ち伏せ地点へ先に到着したり出来るぞ。ただし、使用中は死のマークが付いてあらゆる被ダメージがミニクリティカルになってしまうので、撤退時には使わないように。戦闘になったら、素早くメイン武器に持ち替えて弱体化効果が切れるのを待とう。

Fists of Steel

Fists of Steel

Fists of Steelを出している間、遠距離攻撃ではかなり殺されづらくなる。開けたエリアを横切ったり、戦闘から撤退したりするのに便利だ。敵が近接攻撃をしようとしてきたら、他の強力な武器に持ち替えて始末しよう。

Warrior's Spirit

Warrior's Spirit

Warrior's Spiritは拳よりダメージが大きいが、少量のヘルス減少ペナルティがある。他の近接武器のほうが有効に使えるだろう。与ダメージが高い分敵を素早く倒せるとはいえ、ヘビーが近接戦闘をする機会は少ないし、失われた20ヘルスが命取りになるかもしれない。

Eviction Notice

Eviction Notice

攻撃速度が上昇しているものの、与ダメージが減少している分を補えていないので、他の近接武器のほうが有効だ。唯一の強みはスカウトやスパイ、デモナイトといった素早い敵を相手にするとき、これより攻撃速度が遅い武器だと避けられてしまうというぐらいだ。

Holiday Punch

Holiday Punch

と同様に、通常の戦闘では足の遅さのためにHoliday Punchは効果的ではない。しかし、無警戒な敵を強制的に笑わせてしまえば、煮るなり焼くなり好きに出来る。ショーダウンの挑発でも倒せるぞ。