即着弾（ヒットスキャン）
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— 即着弾兵器の性能を教え込むスナイパー
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即着弾（ヒットスキャン）攻撃とは狙った相手に撃った瞬間ダメージを与えられる弾丸の種類です。即着弾攻撃はすべて射撃手の目線にあるクロスヘア通りに発射されていますが、ビューモデルでも三人称モデルでも武器そのものから発射されている事を確認できます。発射物との違いは、弾丸自体が物理オブジェクトとして描画されていないところですが、弾道の細い線がサーバー側でもクライアント側でも同時に描画される点は発射物と似ている部分でもあります。オブジェクトやクライアント側設定にもよりますが、即着弾兵器が何かに命中したときはダメージを与えたり血痕や弾痕を残します。
専門用語的には即着弾兵器の弾丸は無限大の速度を持っていますが、状況において常に発射と同時にダメージを与えられるとは限りません。
近接武器はスパイの専用武器やエンジニア専用武器を装置に対して使っている時を除いて、入力から0.25秒後に攻撃判定が発生する近距離の即着弾攻撃として扱われます。これは、近接武器を振り下ろす動作アニメーションが終わる前に敵に当たったり倒してしまう不自然さをなくす為です。
即着弾攻撃には主に二種類あり、一つは銃弾用のヒットボックス（当たり判定）に命中するタイプ（弾丸系の武器やショーダウンの罵倒攻撃）、もうひとつは環境・発射物用のヒットボックスに命中するタイプ（近接武器、Chargin' Targe突撃、前述以外の罵倒攻撃）です。
銃弾系の武器（一覧は下記）による射撃は距離に関係なく届きます。（サーバー設定などで）銃弾のランダム拡散が有効（弾道修正無効）になっている場合は、どの銃弾系武器（Ambassadorを除く）でも発射後から1.25秒以上の間隔を置かないと連射時に弾道がバラけてしまいますが、いずれの場合でも精密な位置からある程度ズレて弾丸が飛んでいきます。また、Ambassadorの場合は唯一例外で、0.8秒以上の間隔で連射すれば完璧に精密な射撃ができます。武器の中にはショットガンやスカウトのメイン武器のように一発でたくさんの散弾を一度にばらまくものもあり、連射するときに発射から1.25秒以上の間隔をおけば散弾の一発が必ずクロスヘア通りにまっすぐ飛んでいきます。銃弾のランダム拡散が無効（弾道修正有効）になった場合、発射した散弾は連射時に一定の間隔を置かなくても狙って位置へ正確に飛んでいきます。例えばショットガンの散弾だと、この場合3x3の正方形状のパターンで発射されます。また、9発以上の散弾を発射する武器の場合、いくつかの散弾が同じ位置へ着弾します。
ちなみに即着弾兵器は、敵の粘着爆弾を攻撃することにより破壊して無効化させる能力を持っています。
即着弾武器
動画
モデルごとに描画されたそれぞれの銃弾用ヒットボックスについての参考動画
関連項目
- ヘッドショット
- 英語版WikipediaのHitscan
- Hitscan on the Valve Developer Community
