発射物(投射物)
“テメエどこ見てんだよ!” この記事には画像による解説が求められています。 ふさわしい画像を加えた後、この通知を削除してください。 必要とされているのは次のようなものです: "Energy projectiles" |
「 | クリティカルロケットだ!
聴く
— ソルジャー
|
」 |
関連画像: |
発射物(投射物)は即着弾とは対照的に発射した瞬間その方向の目標へ着弾するものではなく、武器によって予め弾の飛行速度が設定されており物理エンジンのシステムに影響されることも少なくありません。発射物は各クラスとの当たり判定と接触する大きめのヒットボックスが使われており、近接武器、他のプレイヤー、環境オブジェクトと同様の働きをしています。ダメージは射撃手から目標に衝突するまでの距離によって基づいており、また、射撃手が死んでしまっても衝突するまで弾は残り続けます。各発射物は武器によって様々な形をしているものが多く存在します。そして、発射後はラグの影響(lag compensation)も受けることはありません。ちなみに、マップのエリア端っこは発射物を消滅させるように設定されております。
ヘビーが投げたSandvich、破壊されて砕け散った粘着爆弾、装置やサッパー、死んだプレイヤーが落とした武器は発射物として扱われませんが、物理エンジンとして生み出された別の発射物として扱われます。
特殊な発射物
発射物は発射される武器によって特性が異なります。発射物が命中した時にダメージを与えるのは即着式の弾丸と同様ですが、発射物は着弾した際に爆発を起こす物が多く、デモマンの武器の場合、一定時間後に自動爆発や自爆をするもの(グレネードランチャーなど)、任意のタイミングで爆破させられるもの(粘着爆弾ランチャーなど)もあります。ロケット弾やエネルギー弾を除き、発射物はたいてい重力の影響を受けて放物線状に飛んでいきます。また、デモマンの武器(粘着爆弾の場合は発射から5秒後)、フレアーガン、Detonator、レベル3セントリーガン、Huntsman、これらの武器は距離による与ダメージの減衰がありません。ただし、Crusader's Crossbowは例外として距離が離れるほど与ダメージがアップします(味方に命中した時の回復量も増大)。一部の発射物は命中時に特殊な効果を与えるものもあり、Sandmanのボールは一定距離を置いて命中した相手をスタン状態にし、フレアー弾は命中した相手を炎に包みます。ジャラテやMad Milkはダメージを与えられませんが、代わりに敵をそれぞれ異なるマイナス状態にさせることが可能で、一時的にスパイの透明化も見破ったり、味方に引火した炎も消火できます。BlutsaugerとBlack Boxは命中した時に発射したメディックやソルジャーのヘルスが一定量回復し、Crusader's Crossbowは敵に命中したときは普通にダメージを与えますが、味方に命中したときはその味方のヘルスを回復させることができます。また、Huntsmanの矢は味方パイロの炎によって点火して火矢にすることも出来ます。ただし、相手がメディガンによる無敵ユーバー状態のときはこれらの効果が通用しません。
粘着爆弾は環境オブジェクトにくっつく性質を持っていますが、スポーンエリアのシャッター、他のプレイヤー、一部のオブジェクトにはくっつかず跳ね返ってします。矢は環境オブジェクトに刺さる性質を持っており、敵を倒した後の状態に影響します。また、注射針も同様に突き刺さる性質があります。レベル3セントリーガンから発射されるロケットはターゲットを若干追尾する性能を持っており、4つ1セットのロケット弾一式がきりもみ状に飛んでいきます。
炎
炎は命中によってプレイヤーにダメージを与え、さらに火だるまにしてダメージを与えられる、パイロの武器火炎放射器、Backburner、Degreaserから発射される大きな炎粒子です。これらは当たり判定として発射物と同様のヒットボックスが使われておりますが、発生時間が限られており、それによって飛距離にも限界があります。ゆえに、威力は飛距離ではなく炎粒子ひとつの発生時間によって左右されます。他の発射物と違い、炎は敵のプレイヤーや装置を貫通して噴射することができるどころか、最大発生時間に達するまで炎が飛び続け、オブジェクトにダメージ与え続けることも可能です。炎はオブジェクトに命中しても貫通する性質がありますが、そのオブジェクトに密着している(炎粒子の噴射口が塞がれている)状態や水中ではダメージを与える事ができません。炎は上方に向かいつつ飛んでいくという癖のある曲線を描き、発射するパイロの動きにも影響され当たり判定も不安定になりがちです。
爆発物
爆発物はまとまったダメージを与えられる爆風を発生する発射物(罵倒攻撃「グレネード」や近接武器のUllapool Caberを含む)のことで、相手を強力なノックバックで吹き飛ばせます。ノックバックの爆風サイズやダメージは発射物によって変化します。爆風は壁を貫通することはなく、周囲の物に影響されて爆風範囲の形も変化します。プレイヤーに与えるダメージやノックバックの量は発射物から発生した爆風の爆心と巻き込まれたヒットボックスの半径距離によって計算されます。爆風は発射したプレイヤーにも影響するので、これを逆に利用すればジャンプの高さや距離を大きくすることも可能です。
エアーブラスト、ジャラテやMad Milkのような飛沫エフェクトも時折爆発物と同じ扱いをされる時があり、それらも同様に範囲内にある壁や地形によって効果範囲の形状が変化します。
注射器
注射器は注射銃、Blutsauger、Overdoseから発射されるもので、これらも発射物と同じヒットボックスが使われており、ロケットランチャーのロケット弾に近いスピードで放物線を描いて飛んでいきますが、相手が銃弾ダメージ増加のアイテムペナルティ効果を得いていた場合はその銃弾ダメージとして適用され、他の発射物と違い粘着爆弾の破壊も可能で、他の発射物に弾を破壊されたりエアーブラストで反射されることもありません。
その他の性質の発射物
パイロのメイン武器で使用できるエアーブラストは、前述の注射器やRighteous Bisonのエネルギー弾を除いた発射物を反射することが可能です。粘着爆弾を例外として、反射した発射物は攻撃主がそのパイロに移り、命中した時に与えるダメージがミニクリティカルになります。また、相手のSandmanのボールはこちらのSandmanの攻撃をタイミングよく当てることで打ち返すこともできます。
Huntsmanの矢は各クラス共通の発射物用ヒットボックスにあるヘッドショットエリアに刺さることによりクリティカルダメージを与えることができます。Crusader's Crossbowも同じ発射物用ヒットボックスがありますが、ヘッドショット判定はありません。Blutsaugerは相手のヒットボックスの背後から命中させることによりクリティカルダメージを与えられます。また、フレアーガンは火だるま状態の敵に命中させればクリティカルダメージになります。
クリティカルの発射物や矢を他の発射物と空中で衝突させれば相殺(破壊)することができるものもます。また、フレアー弾同士も相殺されます。粘着爆弾は銃弾や注射銃、近接武器、Scottish Resistanceの爆風、落ちている弾薬アイテムによって破壊できます。
発射物あれこれ
発射物一覧表 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
発射物 | スピード (ユニット/秒) | 放物線軌道 | 着弾時固定 | 反射 | 攻撃による相殺・破壊 | |||
矢 |
Huntsman |
|
Yes | Yes | Yes |
| ||
Crusader's Crossbow |
| |||||||
野球ボール |
Sandman |
|
Yes | No | Yes |
| ||
エネルギー弾・大 |
Cow Mangler 5000 |
|
No | No | Yes |
| ||
エネルギー弾・小 |
Righteous Bison |
|
No | No | No |
| ||
フレアー弾 |
フレアーガン |
|
Yes | No | Yes |
| ||
Detonator | ||||||||
グレネード |
グレネードランチャー |
|
Yes | No | Yes |
| ||
Loch-n-Load |
| |||||||
ジャラテ |
ジャラテ |
|
Yes | No | Yes |
| ||
Mad Milk |
Mad Milk |
|
Yes | No | Yes |
| ||
ロケット弾 |
ロケットランチャー |
|
No | No | Yes |
| ||
Black Box | ||||||||
Rocket Jumper | ||||||||
Original | ||||||||
Direct Hit |
| |||||||
Liberty Launcher |
| |||||||
セントリーガン |
| |||||||
粘着爆弾 |
粘着爆弾ランチャー |
|
Yes | 地形のみ | Yes |
| ||
Sticky Jumper | ||||||||
Scottish Resistance | ||||||||
注射器 |
注射銃 |
|
Yes | 地形のみ | No |
| ||
Blutsauger | ||||||||
Overdose |
注
- ↑ ただし、セントリーガンのロケットに対しては不明