対スパイ攻略法

「

ケツを狙う野郎にはこうしろって親父の教えだ。 聴く — エンジニア

」

スパイは狡猾かつ迅速なエージェントで、あらゆる敵の背後から一撃を食らわせようとする。スパイの主となる攻撃手段はバックスタブ（背後からの一撃）で、これは背後から攻撃すればどんなクラスでも一撃で倒せるという能力だ。最善のスパイ対策は高度な観察眼を持つことだ。スパイはこちらのチームに忍び込むための手段をいくつも持っているが、戦闘中でも無ければ熟練のプレイヤーは見抜くことが出来る。多くのスパイは見つかってしまったら、攻撃能力が限られているので、戦うよりも逃げようとするだろう。透明化にバックスタブ、果ては死んだふりの能力まで持っていることに注意しよう。パイロはその強力なスパイチェック能力により、対スパイの最初の防衛線だ。

全般

性能	攻略法
役割	スパイは普通、その透明化・変装能力を生かしてこちらのチームの背後を取ろうとする。常に走り、曲がり角や配置物を攻撃してみて、透明化したスパイをあぶり出そう。見つけたら味方に警告し、ダメージを食らう前に仕留めよう。 変装したスパイは味方とは異なる挙動をする。スパイのカモにならないようスパイチェックを欠かさず行おう。
ヘルス	スパイのヘルスは125しかないので非常に弱い。一度見つけてしまえば倒すのに苦労はしないはずだ。しかしDead Ringerで死んだふりをする可能性もあるため、守りは解いてはいけない。
移動速度	スパイは自身と同じかそれ以上に足が速いクラスに変装しない限り、変装したクラスと同じ移動速度になる。
火力	スパイ自身は非常に弱いが、見つからずに防衛線をすり抜けられるとバックスタブでプレイヤーを即死させられる。また敵のヘルスを見る能力も持つため、弱った敵をリボルバーで狙い撃ちにすることもできるぞ。

武器別の対策

もっと詳しく: スパイの武器一覧

スパイの武器のちょっとした情報と対処方法のリスト

サブ武器

武器	攻略法
リボルバー/Big Kill	リボルバーは高連射速度・高精度だ。左右に旋回して簡単に当てられないようにしよう。彼我の距離を開ければ受けるダメージ量も減るぞ。
Ambassador / Festive Ambassador	スパイはこの武器をスナイパーのスナイパーライフルと同じように使ってくる。遮蔽物を利用しデタラメに動くことで、ヘッドショットを受けづらくしよう。 狙いづらい頭に攻撃を当てねばならないアンバサダーの性能を逆手に取ろう。しかも連射速度も低下しているぞ。 この武器は一度発射すれば、再度ヘッドショットを行うには冷却時間が必要になる。その隙を突いてやろう。
L'Etranger	エトランゼを装備したスパイは透明化時間が延長されるため、逃走能力がかなり増す。スパイを見つけたら着火するか、ジャラテまたはMad Milkをかけて透明化を無意味にしてやろう。
Enforcer	変装したスパイがエンフォーサーで反撃してくる前に倒そう。この武器は威力が20%増しているため、追撃がより危険になる。 エンフォーサーは連射速度が20%低下しているため、スパイの反撃能力は落ちているし、彼我の距離を開けてしまえばダメージ量も減少する。
Diamondback	ダイアモンドバックは敵をバックスタブで倒す度、およびサッパーを仕掛けたエンジニアの装置が（要因は問わず）破壊される度にクリティカルを溜められるので、エンジニアは装置の防衛に専念しなければならない。HomewreckerまたはNeon Annihilatorを装備したパイロはそれを防ぐのに大いな助けとなるぞ。 ダイアモンドバックを使う前にスパイを倒そう。遠くから奇襲をかけるか、味方をバックスタブしようとしているところを攻撃するかだ。ダイアモンドバックのクリティカルを溜めているであろうスパイに追い詰められると不利になるぞ。

近接武器

武器	攻略法
ナイフ / Festive Knife / Saxxy / Sharp Dresser / Black Rose	背後から味方の断末魔が聞こえたり、キルログを見て味方がバックスタブを食らったことに気付いたら、即座に振り向いて、スパイの第二の犠牲者となるのを避けよう。ナイフは他のクラスのほとんどの近接武器よりダメージが低いので、正面切って仕掛けてリボルバーに持ち替えさせないようにしよう。 超接近戦ではスパイの挙動から目を離してはいけない。見失えばバックスタブのチャンスを与えてしまうぞ。
Your Eternal Reward / Wanga Prick	独りで行動する際は気を付けよう。この武器は倒した敵の死体を音もキルログも出さずに消してしまい、その犠牲者に変装するぞ。一列で行動するのも、特に誰も後ろを見ていなければ危険だ。コミュニケーションが肝心だ。 ユア・エターナル・リワードは変装キットを使えなくなるため、セントリーガンを複数設置すれば、最初のバックスタブのための潜伏場所に制限をかけられる。
Conniver's Kunai	コンナイバーズ・クナイ持ちのスパイは、とりわけ復活直後は、比較的簡単に倒せる。しかし放っておけば恐ろしい敵になるぞ。オーバーヒールされている負傷した「味方」にの存在でスパイの居場所を突き止められる。
Big Earner	ビッグ・アーナーはエトランゼに似ており、どちらもヒットエンドラン戦法に使われる。しかもDead Ringerと組み合わされれば更に疑わしい敵になる。燃やすか液体をかけて透明化を使い物にならなくしてやろう。ヘルスが100へと減少しているため、倒すのも早くなるだろう。
Spy-cicle	凍った味方の死体に注意し、炎でスパイ・シクルを一時的に使用不可能にしよう。そうすればスパイは普通、使えるようになるまでどこかに隠れようとする。そうなる前に熱心にスパイチェックをしよう。 スパイ・シクルが解ける時の音は大きく特徴的だ。その上2秒間の耐火性能発揮中は炎に触れるとパチパチと音をたてる。変装したスパイも同様の反応を起こす。

PDA武器

武器	攻略法
Disguise Kit	味方にぶつかってみよう。通り抜けられなければ変装したスパイだ。時折味方を攻撃しよう。できれば変装したスパイに即座に効果が出る炎、ジャラテ、マッドミルク、その他出血武器を使おう。 より詳しくはスパイチェックを参照のこと。

透明化デバイス

もっと詳しく: 透明化

• 透明化したスパイは水中に潜らせる、着火する、出血させることで看破できる。スパイが潜んでいそうな場所にはジャラテやマッドミルク、その他出血武器を引き起こす近接武器を使おう。
  • 水中から出てきたスパイも透明化が使い物にならなくなる。水中に出入りするスパイは追いかけよう。
• 透明ウォッチとデッドリンガーは弾薬を拾って透明ゲージを回復し、透明化中に拾えば透明時間を延長できる。目の前で配置アイテムが消えたら近くに透明化したスパイがおり、こちらを避けようとしている証拠だ。
• 変装したスパイは、たとえ透明化中でも敵のディスペンサーからヘルスと弾薬を補給できる。時折ディスペンサー付近とその上をスパイチェックしよう。
• 透明ウォッチとクロークアンドダガーは敵とぶつかったり、攻撃を受けると（落下ダメージも含む）シルエットが浮かび上がる。シルエットが見えたら倒せるまでぶつかり続けるか、攻撃し続け、シルエットが消えないようにしよう。
• 近くで誰が発したのか分からないセリフが聞こえたら、近くに透明化してこちらを混乱させようとしているスパイが居ないか確認しよう。
• スパイは透明化解除時に大きく特徴的な音が鳴る。聞こえたら付近を捜索し、音が鳴ってから少し時間が経ったなら味方をスパイチェックしよう。
• 透明化するスパイ、怪しい死に方をしたスパイ、視界から逃れたスパイを見かけたら、味方に警告して現在地を伝えよう（チームチャットやればスパイは気づかないため戦術を変えることもない）。近くに味方が居るならば助けを求め、万が一を考え彼にもスパイチェックを行おう。

武器	攻略法
透明ウォッチ / Enthusiast's Timepiece / Quäckenbirdt	透明ウォッチで逃げようとするスパイは、周囲の弾薬箱と落ちている武器を全て奪っておき、透明化時間を延長されないようにしよう。そうすれば透明化が解除されるまでに逃げられる距離も短くなるぞ。
Cloak and Dagger	クロークアンドダガーを装備したスパイは、角や奥まった場所でゲージが回復するのを待とうとする。近くにスパイがいそうなら、そういった場所を確認しよう。 スパイはこちらの近く、それも少し高い位置に潜もうとするかもしれない。こちらが登れる場所は大抵スパイも登れるので、待ち伏せて奇襲してくるかもしれない。 クロークアンドダガーは弾薬を拾っても透明化ゲージを回復できない。そのため移動距離に制限がかかるとはいえ、スパイの存在に気付くにはより困難になるだろう。
Dead Ringer	デッドリンガーで透明化中のスパイはかなりのダメージ耐性を得る。透明化が解除されるか倒せるまで、孤立させ、継続してダメージを与えよう。 延焼、ジャラテ、マッドミルク、出血は死んだふりでも取り除けない。デッドリンガーを使われる前にこれらの効果を与えておこう。 デッドリンガーはゲージが満タンでないと発動できない。デッドリンガー解除時のメーターは0～最大でも40%になる。弾薬を拾われたり、ビッグ・アーナーで誰かをバックスタブされたり、エトランゼの攻撃を当てられる前になるべく早く始末しよう。 スパイと戦闘中に急に攻撃してこなくなったら、デッドリンガーの発動を待っているのかもしれない。時間がないか、彼が攻撃を再開するまで待っていられない場合（近くに敵が居るなど）は、スパイの透明化を看破する準備をしよう。 また、こちらに向かってくるスパイが一撃で死亡した場合もデッドリンガーを発動した可能性がある。 デッドリンガーはゲーム内のメカニクスのほとんどを偽装できるが、全てではない。詳しくはDead Ringerの記事の「擬死のエフェクト」の項目を参照のこと。

装置系

• 味方のテレポーターには特別な注意を払おう。守りを置かずに放っておけば、スパイはテレポーターに仕掛けたサッパーが、もう片方のテレポーターで破壊されても、ずっと設置を続けられ、エンジニアの修理速度を上回る速度でダメージを与えて最後には破壊し、こちらのチームに大損害を与えられる。
• Homewreckerを装備したパイロは対サッパーに非常に優秀だ。エンジニアのレンチがサッパーを二撃で取り除くのに対し、一撃で取り除けるぞ。

武器	攻略法
Sapper / Festive Sapper / Ap-Sap	スパイは装置に仕掛けたサッパーを除去されても即座に再設置できる。スパイの場所を突き止め（大抵変装している）、サッパーを取り除く前に先に始末しよう。装置を置いていかなければならないエンジニアは、味方のエンジニアまたはパイロにその間の防衛を頼もう。
Red-Tape Recorder	レッドテープ・レコーダーの能力はエンジニアの装置のアップグレード状況を逆戻りさせ、弱らせて壊しやすくさせることで、チームの防衛を数秒で崩壊させてしまう。目障りなスパイは即座に始末し、仕掛けられた全ての装置を元通りに修復しよう。

関連項目

• スパイチェック
• チーム戦術