スパイの基本戦術
スパイは奇襲に特化した軽量級のクラスだ。バックスタブや透明化、変装、そして装置のサッピングの能力を駆使してチームにとっての脅威を排除し、エンジニアの基地を一掃し、迂闊な敵を一撃で排除するのが彼の任務だ。
目次
基本
- 変装は重要だが、変装そのものが重要というより、変装してからどれだけの時間敵の視線の中にいるかを意識して行動するのが大切だ。
- 透明化中なら変装時の煙が現れることはないので、必要とあらば透明化中に変装相手を変えるのをためらうな。
- 透明化を解除してから装備を使えるようになるまでの間には若干の間があるので、サッピングや攻撃を開始する前は注意しよう。
- 弾薬としてカウントされるオブジェクトはどれでもクロークアンドダガー以外の透明化メーターを回復させることができる。透明化状態の最中に回復することも可能だ。
- 変装に頼り切るのはやめよう。スパイチェックは簡単で誰でもできる。安全を確保するには透明化の方が有効だ。
- パイロは天敵だ。無視するか、出来ることなら最初に倒すようにしよう。
- 味方の誰かとの戦いに気を取られている敵がバックスタブの一番のカモだ。暇そうな敵はスパイチェックをしかけてくる可能性があるので安易に近寄らないように。
- スパイには敵の名前とヘルスが見えるぞ。
- スパイ「らしい」動きはすぐに見破られてしまう。理由もなく他のプレイヤーの後を付けたり、ジロジロ見ていたり、おかしな所に立っていると疑われてしまうぞ。
- 敵チームに損害を与えれば与えるほど、スパイに対する警戒が増すことを気に留めておこう。
- 透明化中に敵の集団に突っ込まないようにしよう。
各武器の特徴
スパイの武器に関するちょっとした耳寄り情報
リボルバー / ビッグ・キル
- ナイフほど有用というわけではないが、それでもスパイの貴重な武器の一つ。ほとんどショットガンと同じくらいのダメージで、クリティカルなら120ダメージだ。
- バックスタブがしづらかったり、不可能な位置にいる手負いの敵のトドメに使おう。
- 一例として、孤立した装置があった場合、サップした後装置を修理に来たエンジニアを撃つというのが有効だ。また、サップした装置を撃つことでより早く破壊することもできるぞ。
- リボルバーは1.25秒の間隔を空けて撃つとスナイパーライフル同様、完全に正確に飛んでいく。敵を狙い撃ちするときに利用しよう。
アンバサダー
- アンバサダーがあればスナイパーのレイザーバックは無力同然だ。オーバーヒールされてない限り、ヘッドショット一発+普通のショット一発で排除できるぞ。
- 敵の体力を見る能力はアンバサダーにとって貴重な存在だ。もし体力メーターが赤くなっていたら体力が半減している合図。ヘビー以外ならヘッドショットで一発だ。
- 孤立しているエンジニアがセントリーガンを建てていたらチャンス。ヘッドショット一発+ボディショットで倒した後、単に装置をサップするだけでOK。
- 似た戦法として、セントリーガンの範囲に入らない装置にサッパーを仕掛け、エンジニアを待ってヘッドショットするのも有効。
エトランゼ
- エトランゼは火力を犠牲にする代わりに逃走能力を高める武器だ。
- 15%の透明化メーター回復はダメージ量や敵との距離にかかわらず常に一定だ。遠くの敵を狙ってメーターを稼ぐのが上手いスパイのやり方だ。
- 欲張りすぎないこと。三発も当てれば半分は回復するので十分だろう。
- クロークアンドダガーはメタルで回復できないので、エトランゼは貴重な回復手段になるだろう。
- デッドリンガーはメーターが満タンでないと発動できない関係上、素早く回復できるエトランゼと相性がいい。
エレクトロ・サッパー
- エレクトロ・サッパーはエンジニアの装置を破壊するためのツールだ。サッパーは弾薬に関係なく無限に設置できる上リロードなどもないので、いくらでも素早く設置することが可能だ。
- エレクトロ・サッパーは横の射程だけではなく、縦にもいくらかの射程を持っている。高低差を生かして設置することでエンジニアを混乱させることができるぞ。
- ラングラーを使っているエンジニアを攻撃する場合、バックスタブしてからサッパーを仕掛けよう。ラングラーを持っていたエンジニアが死ぬとセントリーガンは数秒無力になるので、悠々とサッパーを取り付けられるはずだ。
- セントリーガンは振り向くのにいくらか時間がかかるので、セントリーガンを修理しているエンジニアの後ろに張り付いてバックスタブし、即座にサッパーを取り付けるということも出来るぞ。
- サッパーを取り付けた装置を撃ったりナイフで叩くことで破壊を早めることもできるぞ。ただし、装置に与えられるダメージ自体はサッパーを取り付けていない時に比べて少し減少する。
ナイフ / サクシー
- 覚えておかなければならないこととして、ナイフ自体のダメージは小さい上、バックスタブやクリティカルブースト以外ではクリティカルが出ない。もし発見されてしまったら基本的にはリボルバーに持ち替えて戦った方が良いだろう。
- それでも、大抵の場合はリボルバーよりナイフのほうが当てやすいので、あとほんの少しダメージを与えれば勝てる、といった場合にはナイフはトドメとして有効だ。
- ほとんどの場合、わざわざ変装の解除をするより適当にナイフを振った方が静かに、早く変装を解除できるぞ。
ユア・エターナル・リワード
- 自発的な変装ができないので、透明化の使いどころや隠れ場所をよりよく考えよう。
- すでに誰かをバックスタブし変装が済んでいるのならば、セントリーを壊すのに最適だ。エンジニアを単純にバックスタブしただけで即座に変装の変更が完了し、セントリーに気づかれることもない。
- もしPolycountセットを揃えていない場合、標準の透明ウォッチのほうがクロークアンドダガーより騒音が小さいので良いだろう。セットが揃っているのならばクロークアンドダガーやデッドリンガーも使いやすくなるぞ。
- 最初の変装が出来る前は、孤立した敵を探そう。バックスタブが済んで変装が完了したら、後ろから敵の前線へ近づこう。
- もし遅い敵に変装してしまったとしても、透明化中は普通のスピードで歩けることを思い出そう。透明化を止めるとまた偽装した敵の速度に戻るぞ。
- バックスタブして変装する対象を姿を晒す恐れなく探せる点で、クロークアンドダガーはこのナイフと相性が良いと言えるだろう。
変装キット
透明ウォッチ / インスージアストズ・タイムピース
- デッドリンガーやクロークアンドダガーと比べて、透明ウォッチは最もエネルギーの消費が緩やかで、透明のまま進める距離が最も長い。
- それでもデッドリンガーの様な死んだふりもできず、クロークアンドダガーの様に敵の視線が通ったところに居座ったりもできないので、この差は誤差と言えるかも知れない。
- 居場所がバレて追い込まれないように、透明中は常に動き続けよう。
- もし発見されてしまったら、フェイントをかけて逃げよう。ある方向に逃げながら透明化を始め、完全に透明になったら逆方向に移動すると良い。
- 透明化中はできるだけメタルを回収しよう。敵が目ざとければ突然弾薬箱が消えたことに気づくこともあるが、大抵はほかのことに忙しくて気づかないだろう。
クロークアンドダガー
- 動きに弱いという側面はあるものの、敵の前線が大きく、通り過ぎられるだけのメタルが足りないマップではクロークアンドダガーの方が良い場合もある。
- 透明メーターの減りは動きの速さに比例する。
- 同じ場所に出没し続けるのはやめよう。スパイチェックが厳しくなるぞ。
デッドリンガー
- デッドリンガーは解除する時に特徴的な音が鳴る。近くにいる敵にデッドリンガーを使っていることがバレてしまうので、できる限り安全な場所で解除してから忍び寄ろう。
- デッドリンガーの作動中は被ダメージが90%減少し、撃たれても半透明になってしまうことがない。戦火の激しい場所を通り過ぎる時に活用しよう。
- 透明化の間もメタルでメーターを回復できるが、透明化を発動してから5秒が経過すると90%のダメージ減少は受けられなくなるぞ。
- 炎上してしまった場合はすぐにデッドリンガーを使うのは避けよう。瀕死でもないのに炎で即死するとパイロに疑われて再点火されてしまいやすいぞ。
- デッドリンガーの使用中に出血させられてしまった場合も半透明の点滅は現れない。それでも出血のエフェクトは出てしまうので居場所はバレてしまうぞ。
The Saharan Spy
- デッドリンガーを使うときにはこのセットの音量減少効果は貴重なものになるだろう。
- もしFamiliar Fezを装備しているのを見られてしまった場合、敵はたいていフルセットで使っていると思い込み、またデッドリンガーかユア・エターナル・リワードを使っていると思うだろう。
- もしこのセットとデッドリンガーを同時に使っているなら、簡単に敵の前線の裏を突く方法として、落下ダメージでデッドリンガーを発動した後に弾薬箱を渡り歩きながらバックスタブのターゲットを探すというものがある。
- 敵の集団を後ろから襲撃する場合、パイロやデモマン、メディックにスナイパーなど、移動速度が速めのクラスを先に狙おう。こうすることで移動速度を保てるので、変装を落とすことなく遅めのクラスを襲撃することが可能になるだろう。
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